【セッケンの香り編】 「この部屋はなんだ」 「風呂場だよ。いるかさん、ずっと身体拭くだけだったから今日は入ろうね」 「ふろ。」 「うん、お湯で身体や髪を洗うとこ。このでかい桶が風呂で、これがある場所を風呂場といいます。現代の家には大概ついてて、大体の人は毎日入るんだよ」 「太一」 「なに?」 「…セッケンのにおいがする」 「あぁ、セッケンてね、身体を洗うのに使うものなんだ。ほらこうやってスポンジに出して、お湯をたして…」 「…!!??」 「あわあわになったでしょ。これで、ひとを病気にするばい菌を閉じ込めてながしちゃうんだよ」 「そうなのか」 「服を洗うものや、食器を洗うものとか、いろいろあるんだけど…って入鹿さん泡立ててる目がマジだね。そんなに気に入ったの? …セッケンのにおい、すき?」 「ああ。お前の香りだろう」 「…」 ***** だからなんなんだあああああああああ と 叫びたい それがうちの太入! 2010/06/28 |